冷え男子急増中!本当は怖い「男の冷え性」が引き起こす7つの症状【温活・冬ラン】

冷え男子急増中!本当は怖い「男の冷え性」が引き起こす7つの症状【温活・冬ラン】

冷え性といえば女性の悩み事のように思われがちですが、実はここ数年冷え性の男性が急増していると言われています。
厄介なのが男性はその症状を自覚しておらず放置しているケースが多いのです。

まさに思い込み
自分は暑がりだし汗っかきだし冷え性なんかにはならないという思い込みがあるため、何か症状が出たとしてもその原因が冷え性だとは気づかないんです。
また、その思い込みが冷え性を悪化させてしまっている可能性もあります。

男性の冷え性が増えている要因として、男性特有の生活習慣や自らが置かれている状況などが考えられます。

  • 冷たい飲みのもが好き(暑がり・ねこ舌)
  • 風呂よりシャワーが多い(面倒くさい)
  • 冬でも薄手の服を好む(オシャレへのこだわり)
  • タバコを吸う(中高年層に多い)
  • 運動不足(便利・デスクワークの増加)
  • 仕事やプライベートなどでストレスを感じることが多い(ストレス社会)

日々の習慣により身体を内側・外側から冷やしてしまっているケースはもちろん、最後の「ストレス」のような心因性のケースも少なくないようです。
人間の身体は緊張状態のとき、血管が収縮して血流が悪くなります。
慢性的にこれが続くと冷えにつながり、思いもよらない症状を引き起こします。

このように様々な要因により急増している男性の冷え性。
今回は男性の冷え性により起こり得る症状とその対策方法などについてまとめていきたいと思います。




冷え性が引き起こす症状

冷え性が引き起こす症状は主に「全身の血管が収縮することによる血行不良」が起因となっています。
男性特有の症状もあり、特に30歳を過ぎた男性には発症によるリスクも高く注意が必要です。

  • 基礎代謝量の低下から来る肥満
    冷えにより筋肉のポンプ機能の働きが悪くなると基礎代謝量が低下します。
    寒さにより身体を動かさなくなることも相乗し、いわゆる「痩せにくい体質」になってしまう可能性があります。
  • 消化不良から来る下痢や便秘
    冷えにより胃腸の働きが悪くなることが原因で消化不良を起こし、下痢や便秘などの症状を引き起こします。
  • 免疫力の低下
    内臓温度が下がると免疫力が落ちるといわれています。これにより風邪やインフルエンザなどの病気にかかるリスクが拡大します。
  • EDの発症
    血行不良により陰茎に十分に血液が充填できず、EDの症状を引き起こす可能性があります。
  • 体臭の原因
    冷えにより汗をかきづらくなり、その結果汗腺が衰えてしまいます。
    衰えてしまった汗腺は再吸収機能がうまく働かなくなり、ニオイの元になるアンモニアなどの汗への排出が増加し、ニオイは増強してしまいます。
  • 頭皮環境の悪化
    頭部が血行不良を起こし毛根へ十分な栄養が運ばれなくなると、髪が育ちにくくなります。
    冬の空気の乾燥による影響も相乗し、頭皮環境が悪化することで抜け毛も多くなります。
  • 肌環境の悪化
    血行不良により肌細胞に十分な栄養や酸素が届かず、栄養失調・酸素不足ぎみになり充分に活性化されなくなります。
    充分にお肌の細胞が活性化されないことで、ターンオーバー(肌細胞の生まれ変わり)がうまく行なわれず、古い角質が溜まり、お肌のくすみや目の下のクマ、ごわつきだけではなく、ニキビや吹き出物ができたりするお肌トラブルが起こりやすくなります。

男の冷え性対策

極論をいえば、上述した悪しき習慣や生活環境を改善すれば良いのです。
ひとつずつ見ていきましょう。

身体を内側から温める

冷たい飲み物を摂りすぎると身体の内側から熱を奪われ、その結果血管が収縮し、血行が悪くなります。
血行が悪くなることによる影響は上述の通りです。

とにかく冷たい飲み物を摂りすぎないよう心掛けることが大切です。
お酒が好きな方はビールやサワーなど冷たいお酒を飲むのではなく、焼酎のお湯割りや常温で飲むお酒(日本酒・赤ワインなど)をメインにするなど工夫してみましょう。
コールドドリンクも冷蔵庫から出しておき常温に近い温度で飲むと身体の冷えが軽減されます。
とにかく喉に突き刺さるような冷たい飲み物は厳禁です。

朝起きてまず白湯を飲む
これは色々なサイトで健康に良いと書かれている方法ですが、冷え性改善にもとても効果があります。
寝てる間に冷えた身体を温め、胃腸の働きや血行を良くしてくれます。

もっと高い効果が期待できるのが身体を内側から温めてくれる食材や飲料を摂取することです。
身体を内側から温めてくれる効果がある食材として有名なのが生姜(しょうが)です。

しかし、しょうがは料理のメインにはなりません。
豚のしょうが焼きにしたり、お刺身をしょうが醤油で食べたり、調味料に近い使われ方をするのがほとんどです。
よって、身体を温める目的でしょうがを摂取するにはサプリメントしょうが茶が最適だと言えます。

わたしが一番おすすめしたいのが以前にこのサイトでもご紹介した「クラチャイダム」と呼ばれるタイ原産の黒しょうがのサプリメントです。
身体を温める効果の他、滋養強壮・精力増強・疲労回復・血圧調整・腹痛・アレルギー・ダイエット・アンチエイジングなど様々な改善効果があり、ネット通販のサプリランキングにおいても常に上位に食い込む人気商品です。
カプセル型なので摂取しやすく、面倒くさがりな男性でも気軽に摂取できます。

以前にご紹介したクラチャイダムの記事がこちらです。
効能などについて詳しく記載していますので、ご興味のある方はこちらもご覧ください。

身体を外側から温める

まずは基本的なところから。
お風呂につかる習慣を身につけましょう。
汗をかくことによる汗腺機能の回復(体臭改善)、頭皮の血行が良くなることによる抜け毛予防など、メリットも多くあります。

入浴剤などを使って身体を芯からあたためてあげるのも効果的です。
冷え性に効果があるとされる入浴剤としてアース製薬の温泡(ONPO)は人気があります。
桃と柚子の香りがあり、わたしは桃の温泡を使用しています。
身体が温まることはもちろん、桃の良い香りはリラックス効果もありますよ。

お風呂の他、外から身体を温める方法としてはカイロ湯たんぽなどがあります。
外出時、温かい服装を心がけるのは良いことですが、着ぶくれしたくないという声もあると思います。
ヒートテックの肌着を身につけたり、貼り付けタイプのカイロを使用したりすることで、薄着でも防寒対策が行えます。

貼り付けタイプのカイロはドラッグストアなどで多く出回っていますが、桐灰(きりばい)の「はる」シリーズはじんわりした温かさが長時間続くとリピーターが多い製品です。
写真はミニタイプですが、他の形状は各通販サイトボタンより検索可能です。

また、いちばんおすすめしたいのが湯たんぽです。
就寝時に使います。
湯たんぽといってもお湯を沸かしてといった本物ではなく、レンジでチンするタイプ
このジャンルで有名な白元(はくげん)の「レンジでゆたぽん」です。
とにかく持続時間が売りで、寝る前にチンすれば朝までポカポカです。
写真は通常サイズですが、Lサイズなど他の形状は各通販サイトボタンより検索可能です。

レンジでゆたぽん ふわふわカバー付
ゆたぽん

湯たんぽとしてもうひとつ人気の商品があり、それが桐灰(きりばい)の「あずきのチカラ」です。
あずきから出る天然蒸気で身体を芯から温めます。
持続時間が約20分と短いので湯たんぽ自体が朝までポカポカでいてほしいという方には向かないのですが、20分で十分に身体が温まると高評価のレビューが多く投稿されています。
写真はおなか用ですが、肩や首など他の部位用の製品は各通販サイトボタンより検索可能です。

わたしはお腹に湯たんぽを固定するのに腹巻を使っています。
下の写真では長く見えますが、縦半分に折り返してお腹に巻きます。
そうするとちょうどポケット状になるので、そこにレンジでゆたぽんを入れて寝ています。




適度な運動を行う

実は冷え性の90%は筋肉量の低下が原因であると言われています。
筋肉のポンプ機能が弱まることで血行が悪くなり、血液が行き届かないところが冷えてしまっているんです。
よって冷え性の根本的な対策としては筋肉をつけることになるのですが、これはやろうと思ってもなかなかできるものではありません。
冷え性の症状が強く出るのは冬場です。
冬は寒いからランニングやウォーキングをサボっているという方も多いと思います(汗)

しかし、ここでサボるのは非常にもったいないのです。
実は冬のランニング(冬ラン)は夏のランニングよりも脂肪燃焼効果が高いと言われています。

夏場は外気温が高く、運動をすることで体温が上がりすぎてしまうので、汗をかいて熱を放出しようとします。
冬場は外気温が低く、逆に汗はかかず脂肪を燃焼して体温を上げようとします
ただ、じっとしていても脂肪は燃焼しません。
脂肪を燃焼するには必ず有酸素運動が必要となります。

冷えた身体は体温を上げるために脂肪を燃焼したくてたまらないのです。
ここでそのきっかけである有酸素運動をしない手はありません。

とはいうものの、冬は寒いです。
十分な防寒対策を行った上で挑みましょう。

やはり冬ランで辛いのは冷たい風です。
風を通さない素材・機構のウェアが良いでしょう。
下の写真は加圧機能付きの軽いランニングウェア上下セットです。
この他、各通販サイト名のボタンより、ランニング・ジョギングに適した防寒グッズを検索できます。
快適な冬ランを行うには耳当てなども必須ですね。




まとめ

男は暑がりの汗っかき。
わたしも若いころは実際にそうで、冷え性などとはまったく縁がありませんでした。
しかし、30歳を過ぎた頃から腰回りに冷えを感じるようになり、冬場の腹巻は欠かせないグッズとなりました。

日々の悪しき生活習慣、ストレス、運動不足…
そのような積み重ねで体質はいくらでも変化します。

昨今、冷え性を対策することはエイジング効果にもなるとされ、わたしも色々と取り組んでいる所存です。
何かと気を使わなければならないことが増える年ごろですが、この冷え性対策はすべての健康への入り口となる重要且つ基本事項です。
是非、できるところから取り組んでみてはいかがでしょうか。

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